最近見かけるコトが少なくなってきたLeeの名作デニムジャケットを紹介します。モデル名は「91-B」1929年頃にリリースしたのが始まりで、ワークジャケットで初めて”ジッパー“が採用されたモデルと言われており、機動性を考慮した短い丈やフロントポケットの配置等、機能性の高さはアメリカのワークジャケットの基本となったとも言われています。故に名だたるワークブランドがサンプリングしているコトでも有名で、カーハートやキャントバステム、その他多くのストア系ブランドで91-Bによく似たモデルが数多く見られます。それだけこのジャケットの完成度の高さと影響力が凄かったコトが伺えますね。非常にバランスのとれた商品と考えていたのか70年代までディテールはほぼ変わらず継続して生産されていましたが、強度や使い勝手、量産の都合等でマイナーチェンジはしていたようです。さて、出品の91-Bですがヴィンテージマニアにはたまらない50年代のモノとなります。JELT DENIMにホワイトのトリプルステッチ、胸ポケットのTALONジッパーヘッドは初期型に見られる吊り下げ式で、しかも菱形ではなく筒型。ピスネーム®マーク無し。ポケットの中にはユニオンチケットも縫い付けられています。タグはハウスマークが無くなった直後のモノでUNION MADE (斜体)LeeJELT DENIM(斜体)SANFORIZED(斜体)LOT 91-B SIZE 46REGULAR注目すべきはLeeの“L”の文字の右下が右斜め上に跳ねるように刺繍されている所ですね(ピスネームも同様です)もう1つのポイントとして、なかなか出ないビッグサイズ46という希少サイズ。ショート丈なので決して大き過ぎず、薄着厚着問わずコーディネートの上でもシルエットは抜群です。肩幅 約51cm身幅 約69cm着丈 約64cm袖丈 約64cm身長172cm体重76kgの中肉中背の私がちょうど良い感じで着用しておりました。全体的にダメージはもちろんありますが致命的な箇所は無く、アジと捉えた上では雰囲気抜群の逸品だと思います。生地感とインディゴの色落ち具合はやはり初期のこの年代ならでは!数あるワークウェアの中でも5本の指に入るであろう傑作中の傑作モデルLee1950年代ヴィンテージ、お気に召した方是非どうぞ!
商品の情報
カテゴリー | メンズ > ジャケット/アウター > Gジャン/デニムジャケット |
商品のサイズ | XL(LL) |
商品の状態 | 傷や汚れあり |